妊娠中のおせち料理は食べても平気?意外と知らないおせち料理の注意点
みなさんあけましておめでとうございます。
お正月はゆっくりと過ごせましたか?
私は妊娠9ヶ月目に突入し、先日名古屋での検診も最後を迎えました。
タイミングよく??年末年始だったので、里帰り予定を少し早めて年末から里帰りすることになりました。
無事実家に帰省し、迎えた1月1日。
我が家も出てきました。おせち料理。
妊娠中は色々な食べ物に敏感になってしまいますよね。
妊婦さんはおせち料理食べても大丈夫なの?
私も気になりました。
そこで、今回は妊娠中のおせち料理について書きました。
妊娠中におせち料理を食べてもいい?
妊婦さんで妊娠中にお正月を迎える方も沢山いると思います。
そんな時、「おせちって食べてもいいの?」と思うかもしれません。
おせちはもともと日持ちをするよう塩分や糖分が多めに作られています。
また、カロリーも多く、和食であってもヘルシー料理とは言えません。
ですから、食べ過ぎると当然塩分・糖分過多になってしまいます。
カロリーや塩分だけではなく、いくらやかずのこなど生ものも食べすぎにも注意したいですね。
おせち料理の塩分・糖分含有量
では実際おせち料理にはどれくらいの塩分・糖分、カロリーが含まれているの?
代表的なおせち料理の塩分・糖分、カロリーの含有量を表にしました。
料理名 | 重量(1人分) | エネルギー | 塩分 |
かまぼこ | 3切 | 40kcal | 0.9g |
田作り | 15g | 62kcal | 1.0g |
数の子 | 20g | 40kcal | 0.2g |
鮭の昆布巻 | 2切 | 82kcal | 2.1g |
お雑煮 (お餅2切入) |
1杯 | 290kcal | 2.0g |
黒豆 | 30g | 60kcal | |
栗きんとん | 70g | 166kcal | |
伊達巻 | 40g | 78kcal |
いかがですか?
上記の表はほんの一例ですが、こう見ると意外と多いんだなーと言うことが分かりますよね。
厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」によると、日本人の成人女性に推奨される1日の食塩摂取量は『7.0g未満』とされています。
お医者さんに塩分摂取の注意を受けたり、妊娠高血圧症候群の疑いがなければ、妊娠中も同様の食塩摂取量で問題ありません。
妊娠中も正月のおせち料理を楽しむには?
せっかくの年の始まりですから楽しみたい気持ちもありますよね。
そんな時は紅白なますや酢漬けレンコンなどから召し上がるのがおすすめです。
この2つに共通している『酢』の中には『酢酸』と呼ばれるものが含まれています。この酢酸には様々な効果があるのです。
・糖の吸収を抑えてくれる
・血糖値の急激な上昇を抑制する
・血圧を下げる働きがある
・満腹感が持続する
上記のような効果があります。
また、最近は低カロリーや減塩、妊婦さん用のおせち料理もあります。
糖分やカロリーが多いおせち料理ですので、少しでも体重増加や血糖値の上昇に気を付けたいですね。
まとめ
お正月は妊娠中であっても楽しみたい行事の1つだと思います。
しかし、はめを外しすぎて後々後悔なんてことも避けたいものです。
いつもより量を控えても食べ過ぎてしまったと思った時は、早めに普段の食事に戻したり、体調次第では運動を少し増やしたりと無理のない程度に体調を調整できると良いですね。