新米ママの子育て体験談

結婚7年目主婦が、育児や我が家について綴ります。

里帰り出産する?しない?里帰り出産のメリット・デメリット

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みなさんこんにちは。

私は現在3ヶ月になる娘の子育てに奮闘中です。

現在妊娠中の皆さん、里帰り出産をしようかどうか悩んでらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

私は実家が四国で、現在名古屋に住んでいます。初めての出産でしたし、近くに頼れる人が誰もいなかったので妊活中から里帰り出産するつもりでいました。

 

今回は私が経験した里帰り出産について、また里帰り出産をする、しないで生じるメリット、デメリットをまとめました。

里帰り出産とは?

里帰り出産とは、出産前に実家に帰省し、実家付近の病院で出産することを言います。

出産間近になるといつ陣痛が起こるかもわかりません。自身の親が家に居ると、すぐに病院へ連れて行ってもらえるなど、心強いですよね。

また、出産は住んでいるところで行い、産後に実家へ帰省する場合もあります。

 

里帰り出産のメリットは?

・陣痛や破水等が起こった時に病院へ付き添ってくれる人がいる

里帰り出産ではない場合、旦那さんがお仕事だと一人で病院へ行くなんてことも十分あり得ます。その点、里帰りだと実母や実父が居てくれて安心ですよね。陣痛時や病院への付き添いなど誰かがいてくれるととても心強いです。

・出産や育児経験のある先輩(母親)が居て頼りになる

母親は、出産を経験して娘を育ててきています。そんなママの先輩が身近にいると、困ったことがあればすぐに聞けるので大きなメリットでしょう。

・家事を任せてゆっくり体を休められる

出産後はご自身では自覚があまりないかもしれませんが、とんでもなく体は疲労しています。退院後も体をゆっくり休めることは、その後の体の回復にも影響します。家事や育児を手伝ってもらえる環境があることで、ママも体を休めることに集中できます。

・育児に専念できる

家事は実母に任せて赤ちゃんのお世話に専念できるのはとても魅力的です。特に初めての出産では慣れないことばかりでてんやわんやです。そんな時にご飯を作ったり掃除をしたりせず育児に専念できるのはとても魅力的ですよね。

 

里帰り出産のデメリットは?

・旦那さんと長期間離れて暮らすことへの不安

里帰り出産となると、平均で2、3ヶ月旦那さんと別々に暮らすことになります。旦那さんが長期出張や単身赴任の経験がない限り、結婚してからこれほどまで長期間別々に暮らすことはありません。出産後は育児に手いっぱいになりますが、出産前は旦那さんに会えない寂しさや、浮気の心配(我が家だけじゃないはずです!(笑))もあります。旦那さん側からすると、家事全般は自分でしなければなりませんし、仕事から帰ってきても一人きりです。

・実母との育児に対する考え方の相違

実母は先輩ママで頼りになる存在ですが、時には子育てに対する考え方で言い合いになってしまうこともあります。時代によって、子育て方法は様々。また、実母に口を出されすぎてストレスが溜まってしまうなんてこともしばしば・・・。

出産前に、最近の子育て雑誌などを読んでもらって子育てに対する考え方の変化を認識してもらうと、言い合いも減るかもしれません。 

・旦那さんが“パパ”になった実感を持ちにくい

里帰りで離れていると、パパは必然と赤ちゃんと接する機会が極端に少なくなります。里帰り先が遠いと尚更です。最近では動画やテレビ電話で赤ちゃんの姿を見ることができますが、実際触れるのとではやはり感じ方が異なります。

赤ちゃんが産まれてすぐの時期を離れて暮らすことでママとの子育ての差が開き、旦那さんは子育てに参加しづらくなるかもしれません。

週末だけでも会えると旦那さんの疎外感も少しはなくなるでしょう

ちなみに我が家は名古屋―四国間を2週間に1回会いにきてくれていました。

・病院を途中で変更することの手間

里帰り出産であれば出産する地で新たに病院を探さなければなりません妊娠初期の時点で予約をする病院もありますので、里帰り出産を決めたら早めに病院を探して詳細を確認してくださいね。

里帰り出産の際の病院探しの注意点や時期についてはまた別記事に書きたいと思います。

・妊婦健診の費用補助の申請等手続きがめんどう

 こちらは地域によって異なるかと思います。私が住んでいる名古屋市では、償還払い制度(いったん自費で支払った後、市に請求して払い戻しを受ける制度)となっています。申請できる期間も期限がありますので、忘れず申請したいですよね。詳しくはお住いの自治体にご確認ください。

里帰り出産をしないメリットは?

では里帰り出産をしないメリットはどのようなことなのでしょう?

・育児・家事が自分のペースでできる

里帰り出産をしない場合は、食事や就寝時間などの生活時間を自分の好きにできます。また育児も実母に口出しをされずにすることができます。

・パパがそばにいる

パパがそばにいてくれるのは心強いですよね。里帰りだと育児のことで相談したくてもなかなかできないときもあります。里帰りをしない場合は、産まれたすぐから旦那さんの協力が不可欠ですので、相談したい時に一緒に考えられるので良いですよね。

・パパの自覚が生まれやすい

里帰り出産をしない場合、赤ちゃんとママ、パパの3人での生活が始まりますのでパパの自覚は生まれやすくなります。

 

里帰り出産をしないデメリットは?

・家事をすべてしなければなならない

里帰り出産をしない場合、ママが家事をすべてしなくてはなりません。旦那さんが協力的であれば手伝ってくれるかもしれませんが、実家では時間になったら出てくるごはんも、あったかいお風呂もママが準備をするようになるでしょう。

・回復しきっていない体に負担かがかる

出産後は産後6~8週間、産褥期と呼ばれる体を休める期間があります。この時期の過ごし方でその後の体の回復が違ってくるといわれています。里帰り出産をしない場合、この産褥期も家事と育児の両方をすることになり、体が休まりません。この時期は赤ちゃんのお世話に重点を置いて、できることなら家事は無理なさらないでください

・旦那さんがお仕事中は一人で子育てをしなければならない

退院後すぐから一人で子育てするのは容易ではないと思います。初めてのお子さんなら尚更です。

里帰り出産をした場合も、住居に帰れば旦那さんがいない間は一人で赤ちゃんのお世話をしなければなりませんが、産後すぐからとしばらくしてからでは慣れが違います。

・困ったときに頼れる人が近くにいない

初めてのお子さんだと子育てについてわからないことだらけです。いくら育児本をよんでいても、本通りになんていきません。そんな時近くに頼れる人がいるととても心強いですが、里帰り出産をしない場合は頼るのが難しくなります。

もし頼れる人が近くにいる場合は、遠慮せずに頼りましょう最寄りの保健所などでも相談に乗ってくれると思います。

私は里帰り出産を選びました

私は初産ということと、居住地に頼れる人が誰もいなかったということで里帰り出産を選びました

妊娠32週目で帰省し、生後8週目で名古屋に帰ってきたので3ヶ月半程実家でお世話になっていました

実際、実母と育児のことで言い合いになったこともありましたが、結果的に里帰り出産をしてよかったです。何より出産を経験した先輩ママが居ることは本当に心強かったですし、産後は実母に家事を任せて体をゆっくり休めることができました。

産まれてすぐから生後1ヶ月半ごろまで子供の成長を見せられたのも親孝行になったのではないかなと思っています。

 

名古屋―四国間は決して近くありませんが、旦那さんは2週間に1回会いに来てくれていたこともあり、パパの自覚もしっかりと持ってくれています。夫婦間の溝もできていないと信じたいです。(笑)

 

まとめ:ご自身が安心できる場所で出産しよう

いかがでしたか?

妊娠すると、嬉しい反面、手続きやこれからの生活についてなど考えることがたくさんありますよね。

その中で、出産する場所も考え処です。里帰り出産をする場合、里帰り先での病院は早めに予約しないと埋まってしまう病院もあります。「生まれるのはまだ先だし、もうちょっとしてからでいいや。」と後回しにしてしまうと、希望の病院で出産できないなんてこともあります。

里帰り出産するかしないのか、旦那さんとよく話し合って夫婦に合った出産場所で出産できると良いですね。