妊娠26週目、胎児体重が平均以下?推定胎児体重と妊娠週数の関係性
先日、産婦人科に検診に行きました。
順調に成長しているか心配もありますが、エコーで赤ちゃんの様子を見ることができるのがいつも楽しみです。
エコーを撮っている時に、
先生が「体重800gぐらいだね」「・・・」「まあ・・・平均かな」
と言っていました。
なんか含みのある言い方だったのでとても気になりました。
私なりにそのときのことを考え、今回は胎児の体重について記事にしました。
胎児体重が平均以下だった
先生の含みのある言い方とても気になりましたが、その理由はすぐに分かりました。
エコー写真に書かれてある内容そこに答えはありました。
妊娠26週目の私のエコー写真です。
妊娠26週目この時期のエコー写真には、大体以下の内容が書かれてあります。
- BPD・・・頭の左右幅のこと
- FTA・・・胸の断面積
- FT・・・太ももの骨の長さ
- EFW・・・推定体重
GAは妊娠週数、EDDは分娩予定日です。
ここに書かれているEFWが胎児の体重のようです。
体重は820g、、、この時期として適正体重なのかどうか分かりません。
しかし、その下に記載されている文字に注目すると、
GA(妊娠週数)が24w6d。
出産予定日より少し遅い!
先生が言葉に詰まっていたのはこのことか!とハッとしました。
胎児の適正体重とは?
胎児の体重は、生まれてきた赤ちゃんの様に、直接的に測定することはできません。
日本で標準化された胎児体重推定式を使った推定値になります。
先生がエコーを見ながらポチポチとマウスをクリックし、頭や身体の大きさを測り、そのデータに基いて計算されています。
そのため、誤差は必ずあります。10%程度の誤差だそうです。
例えば、胎児の推定体重EFW=800gとなっていた場合。
720〜880gのばらつきがあります。
さらに、胎児の適正体重について調べていると、胎児発育曲線(たいじはついくきょくせん)というものがあることを知りました。
胎児発育曲線(たいじはついくきょくせん)とは、妊娠週数に応じた胎児の推定体重をグラフに表したものです。
下にグラフを載せていますので、参考にご覧ください。
横軸が妊娠週数、縦軸が推定体重EFWになります。
グラフのラベルMeanは平均体重を表しています。
日本の胎児の85%は、Mean-1.5SDから+15SDの間に収まります。
日本の胎児の95%は、Mean-2SDから+2SDの間に収まります。
胎児発育曲線と妊娠週毎の平均体重
私の赤ちゃんの体重をグラフ化してみました。
横軸の妊娠26週を見ると、平均体重より少し低いことが見てとれます。
ですが、破線ー2SDから+2SDの間に収まっており、かつ、大きく平均ラインから外れていないので問題ないと判断できました。
ホッと安心することができました。
順調に成長しているようで良かったです。
同時に、あの先生の含みを持った言い方はなんだったの?って思いました。(笑)
みなさんも胎児の体重が気になるようであれば、このように胎児発育曲線とエコーの体重EFWを見比べてみてはいかがでしょうか?
胎児発育曲線から外れている場合
胎児発育曲線から大きく外れていなければ問題はないでしょう。
明らかに大きい、軽いといった場合は、何か胎児に異常があるかもしれないので、かかりつけの先生に相談してください。
ただし、検診のときに、先生に何も言われなければ、胎児の体重について心配する必要はなさそうです。みなさんは、私みたいに無駄に気にしないでね。
最後に
心配性の私は、胎児が成長できていないんじゃないかと気になり、色々調べてしまいました。
胎児発育曲線というものがあることを知り、また一つ勉強になりました。
私の赤ちゃんは元気ですくすくと育っているようです。
一安心。