助産師さん栄養士さんから直接話を聞ける両親学級に参加してきました
妊娠が発覚し、母子手帳を交付してもらった際、区の保健師さんが「両親学級というものがあるので是非参加してみてくださいね。」
と言っていました。
つわりも終わり、安定期に入り、少し動けるようになったので、両親学級に参加しようと思い、名古屋市で実施されている両親学級に参加してきました。
本当は旦那と一緒に参加したかったのですが、平日開催で有給取ってとも言えず、渋々一人で行ってきました。
3回にわたって参加してきたので、今回は両親学級の内容と感想についてお話ししたいと思います。
両親学級って何?
私の住んでいる名古屋市では毎月、妊婦のための両親学級というものがあります。
両親学級では、育児本などと同じような内容ですが、沐浴体験などをすることができます。また、助産師さんや栄養士さんから直接話を聞くことができ、対話できる機会があります。
最近ではWEB、妊婦用雑誌や育児本などで、妊娠や子育てに関する情報を得て満足する人が多いようですが、こういった両親学級があれば参加してみることをオススメします。
名古屋市在住の方は、母子手帳交付された時に「出産を待つあなたへ」という妊娠から出産までの流れや育児について書かれている冊子をもらえます。
私の参加した両親学級では、主にこの冊子を参考にしながらお話が進められました。
両親学級の参加者
私が参加した時は15~20人くらいの参加者だったと思います。
1人で参加している人もいれば、旦那さんやお母さんと一緒に参加している方もいました。
私は毎月やっていると知らず、結構早い段階(妊娠5ヶ月頃)で参加することになったので、先輩プレママさんばかりでした。
妊娠7、8ヶ月頃の妊婦さんが多かったので、それくらいに参加できると出産予定日が近くて話題が盛り上がると思います!
1回目:妊娠から出産までの話
◆助産師さんからのお話し
- 安産の為にどのくらいの運動が良いか
- 陣痛とはどのようなものか
- お産の始まりの印とは?
- 陣痛の感覚と子宮口の開き方
- 新生児の特徴と注意点
◆保健師さんからのお話
- 赤ちゃんの育て方
- 出産直後に必要なもの
- 赤ちゃんにとって季節ごとにどのような衣類が必要か
◆グループワーク
- 同じテーブルの参加者と意見や情報交換
特に、私が印象に残っているのは陣痛の感覚と子宮口の開き方についてのお話でした。
初産婦であれば陣痛開始から約10~12時間くらいで子宮口全開(約10cm)に広がります。このときには陣痛は2、3分に1回となり、ここから赤ちゃん誕生まで2〜3時間かかるようです。
そもそも「陣痛から出産まで〇〇時間かかった。」とよく聞きますが、実際いつから陣痛開始というのか知らなかった私にとっては為になる話でした。
また、この長時間の痛みに耐えられるのか、不安になりました。
2回目:妊娠中の歯科予防と栄養について
◆歯科衛生士さんからのお話
- 歯の健康を守るためには
- 赤ちゃんの虫歯予防について
- 簡易パッチで口腔内の衛生状態の検査
- デンタルフロスの使い方
◆栄養士さんからのお話
- 妊婦の食事
- 貧血にならないための食事・バランスの良い食事とは?
- 離乳食について
貧血予防のメニューとして、ほうれん草とじゃこを使ったお浸しを紹介してもらえ、試食もありました。
献立を見るだけではなく、実際試食もあることで味付けが想像できるし、より素の献立を身近に感じることができたので良かったです。
3回目:乳児の抱き方と沐浴体験
◆乳児の抱き方・沐浴体験(人形を使っての実践)
- 一般的な乳児の抱き方
- 沐浴の入れ方・洗う順番
- 赤ちゃんのあやし方(おむつ交換・ミルクをあげる・げっぷをさせる等)
3回目は新生児の人形を使っての体験学級でした。乳児に慣れていない私は抱き方から教えてもらえたのがとても有意義でした。
沐浴体験もデモンストレーションを見るのと自分でするのとでは力の使い方や服の着せ方等思うようにいかず、思っていた以上にハードでした。。。
人形と実際の乳児ではまた違う感覚なんでしょうね・・・・・。
でも、体験したことによって少しだけ自信がつき、「あとは慣れるしかないか!」と開き直ってしまいました(笑)
まとめ
全3回の両親学級は、総合的に参加してよかったです。
何よりグループワークで同じ妊婦の方と話す機会ができますし、行政が行っている両親学級ではご近所さんとお知り合いになるチャンスもあります。
私が参加した両親学級は平日開催のものでしたが、休日開催の共働き夫婦の為の両親学級もあるようなので、お仕事でお休みが取れない方はそちらに参加できると思います。